1. HOME
  2. 保険仲立人とは

保険仲立人とは

保険仲立人(一般に保険ブローカーと呼ばれる者の保険業法上の名称)とは、顧客から指名を受け、保険会社から独立した存在として中立的な立場から、リスク分析等により見出した顧客ニーズに合致する保険の設計や提案を行い、その結果、顧客から委託を受けてその顧客のために誠実に保険契約の媒介を行う者のことです。

欧米では古くから、保険ブローカー(Insurance broker)が保険流通機能の一角を担っており、特に企業分野の保険や再保険の取引では中心的な役割を果たしています。

保険仲立人とは

保険仲立人の役割

保険仲立人を活用するメリット

顧客にとって、保険仲立人を活用することは、以下のようなメリットがあります。

さまざまな保険会社から最適な保険カバーを選択できる

保険仲立人(保険ブローカー)は、国内・海外の保険マーケットに関する豊富な知識・情報を有しています。特定の保険会社にしばられることなく、さまざまな保険会社のカバーから公正な視点で比較・検討できます。

独自の保険内容を交渉し、自社に最適化できる

保険仲立人(保険ブローカー)は、顧客のリスクに備えるうえで必要な場合、保険会社が一般に提供していない保険カバーを設計し、保険会社と交渉して、顧客に最適な保険条件を引き出すこともできます。

総合的なリスクマネジメントを実現できる

保険仲立人(保険ブローカー)は、リスクを多角的に分析・評価し、最適なリスクマネジメント手法を提案します。保険によるリスクヘッジが不適切と判断した場合には、保険以外の方法を提案することも可能なので、リスクに総合的に備えることができます。

保険代理店との違い

保険代理店は保険会社から委託を受けて、その保険会社のために保険募集を行うのに対し、保険仲立人(保険ブローカー)は顧客(保険契約者)から委託を受けて、その顧客のために保険会社と保険契約の交渉および締結の媒介を行います。

保険仲立人になるための条件

保険仲立人になるための条件

保険仲立人(保険ブローカー)になるには、
内閣総理大臣の登録を受ける必要があります。

登録に当たっては種々の条件が定められています。